北島直樹『four winds』(QAZZ-006)

¥3,080(税込)

2003年頃だったか、会社帰りに福岡の老舗ジャズライブハウス『New Combo』で、大御所ベーシストGONさんこと水橋孝さんのライブに接していた。ピアノとドラムは地元だった。水橋さんが客席に座る一人の男を指さし、ピアノの前に引っ張り出した。男は終始腰が低く恐縮しがちに座らせられた。その男が北島直樹であった。スタンダードを2~3曲やったと思うが(一曲は「黒いオルフェ」であったことは記憶にある)、もうぶっ飛びだった。その時は岩崎宏美のツアーで福岡に来たついでに寄ったそうだが、それ以来、手に入る限り、北島直樹のCDは買い続けていた。

2021年9月某日、Facebookの友達が一枚の写真をアップした。その本人の隣に写っていたのが北島直樹であり、その本人こそ本レーベル「QAZZ」の設立期から甚大なる協力をいただいている音楽プロデューサー、杉山正明であった。なんと静岡は沼津の小学校の同窓であり、同じ音楽業界にいながら55年ぶりに「楽屋」で再会したのだと言う。

その時のFacebookの投稿文がこちら。

先日のコンサートの楽屋で55年ぶりにばったり再会したクラスメート。

沼津第四小学校4年2組の同級生。

55年の時を経てみたらお互い同業者でした(笑)

世の中狭いねww

今度一緒になんかやろーっと

その時に僕が付けたコメントがこちら。

え?北島直樹さん?実は大ファンです!CD何枚か持ってます。福岡のニューコンボにたまたまこられてて、飛び入りされたの聞いてぶっ飛びました。その時のベースは水橋孝さんでした。

今日付を見ると「2021年9月30日」となっていた。実を言うと、QAZZ発足時からいつか北島さんに録音をお願いしたいと思っていた。ついでながら、このライナーを書いている時点で「お願いしたいと思っているミュージシャン」を列挙させていただくと、吉岡秀晃さん(ピアノ、すでにオファー済み)、谷口英治さん(クラリネット、それとなくオファー済み)、中村真さん(ピアノ、なんとなくオファー済み)、山下洋輔さん(ピアノ、話せば長くなる)、坪口昌恭さん(ピアノ、実は高校の先輩)、鈴木央紹さん(サックス、同じ名前の天才)、鈴木直樹さん(クラリネット、ずば抜けた音色)、藤井風さん(ピアノ、今やもう・・・)いやいや、あまり書きすぎると「ここに名前がない今後の方々」に失礼になるかもなのでこの辺にしておきたいが、少なくとも北島さんは当初からリストの先頭に位置していたのは事実だ。ちなみに「書けば叶う」ので、この方々の録音も早晩実現するだろう。

ともあれ、このような形でご縁が急接近し、あれよあれと3か月後に録音が実現したのだから、つくづく僕の「引き」って奴はと自画自賛したくなったが、もちろん杉山さんがいらっしゃってこそなのは言うまでもない。

うちのレーベルで北島さんにお願いするとなると、ソロやトリオではありきたりだし、それ以外の変則的なユニットも見たところかなりされている。やりたい放題ができるならと、すぐに思いついたのはQAZZでも吹き込みのあるクラリネットの土井徳浩、ボーカルのふまさん(MC Mystie)だった。二人に打診したところ、土井はオケの仕事でしばらくパンパン、MC Mystieは後述するが「北島」の名を聞いて快諾。

せっかくなので土井に代わるホーン奏者をと杉山さんに相談したところ、中山拓海の名がすぐに挙がった。ああ、その人はYouTubeで知ってるしコメントもしていた。ドラムレスは最初から決めていたけど、ベースもほしいと思って挙がったのが小川晋平であった。中山も小川もすでにジャズ界の次世代を担うスターであった。そしてしばらくは4人が揃う日が12月12日の一日しかなかったので、その日に焦点を定めたのが録音2か月前。

アルバムは全9曲(本レーベルは今のところ3の倍数曲数である)、曲目は僕が冒頭から3曲、残りはMystieが持ってきたのだが、実は僕が知る曲は一つもなかった。まあ、いいけど。それでもYouTubeで音源を何度も聴いてアイデアを書き出していた。それを杉山が逐一北島に伝えながら曲たちの色合いが決まっていったそうだ(以降、身内ってことで敬称略)。

そして録音前日、僕と北島はいわゆる一方的な「二度目まして」となるのだが、当日の朝4時25分にアップしたFacebookの生投稿からその辺の空気を感じてほしい。

レコーディング前夜。前打ち合わせ。ピアノは北島直樹さん、ボーカルはふまさん(MC Mystie)、ディレクションは杉山正明さん、プロデュースは僕。本番はさらにサックスの中山拓海さん、ベースの小川晋平さんが加わります。エンジニアリングは芹澤薫樹さん。

すでに泣いています。十数年前、福岡のニューコンボでたまたま岩崎宏美さんのツアーで福岡にいた北島さん、ベースの水橋孝さんのライブに遊びに来てて二曲ほど飛び入りで弾かれました。それに衝撃を受けて以来、大ファンであります。

そこにきてなんと杉山さんと北島さんが幼馴染ってご縁で今回のレコーディングが実現する運びとなりました。俺にはなんか神様がついてるんじゃないかと。

ふまさんとはそれまで何度もご一緒させていただいておりますが、きっかけはあるラジオ番組にゲスト出演する時、ダブルブッキングとなったこと。いわゆる主催側の手違いで場を同じくすることになったのですが、それがこうなるのだから宇宙は不思議だ。

北島さんとふまさんは初共演で、普段はあまりJAZZの現場に姿を見せないだけに、北島さんはふまさんのことは存じ上げなかったそう。一方でふまさんは2年前にお亡くなりになったお父様がヴァイオリンの寺井尚子さんの大ファンで、それで北島直樹さんのことはよく知るわけです。

ふまさん、北島さんと共演することをお母様にご報告したところ、「お父さんももう少し長くいたらよかったのにね」とは言われたものの、間違いなく天国で喜んでいらっしゃるでしょう。つまり今回のレコーディングには天国のお父様のお力もあるんだなーと思っています。

リハが終わってちょっと飲むお店へ歩いて向かってる時、ふまさんは次の現場に行かれてましたが、北島さんビックリした口調で、

「ふまさん、すごいですね」

と仰られてました。つまりは、北島さんほどのキャリアを持ちながら、ふまさんほどのボーカルに出会うことはほとんどないとのこと。嬉しいです。

そんなわけで、レコーディング、どうなっちゃうんでしょう。あと数時間後に始まります。昨日はホテルに帰ってすぐ寝たものの、夜中に目が覚め、そっからずっと起きてます。まもなく夜明け。

なお、今回の選曲はふまさんと僕と杉山さんとで決めたのですが、いわゆるジャズ曲はありません。しかし内容はジャズにしたいと思い、僕の方から割と細かくアイデアを言いたい放題してたのが、なんとほとんどアレンジに反映されていてビックリでした。すごいアルバムになりそうです。ライナーノーツはもちろん僕が書きます。さらにレコーディングにはメディアの取材も入るとのこと。何かが起ころうとしています。

Mystieの亡きお父様はヴァイオリンの寺井尚子さんの大ファン。北島は長くその女房役として活動してきた。見えない世界で、すでにその縁は育まれていたのかもしれない。だからこのアルバムはMystieお父様にこそ捧げたい。

1. Raindrops Keep Fallin’ On My Head(Burt Bacharach/Hal David)

アルバム冒頭は僕が選んだ。1969年に公開された西部劇『明日に向って撃て!』の挿入歌であり、ジャズのスタンダードとまでは言えないだろうが、むしろ一般によく知られた名曲だ。僕はこの一曲でこのアルバム全体の性格、そしてジャズの歴史そのものを表現したいと思った。

この曲は発表こそ戦後であるが、映画の舞台は19世紀末のアメリカ西部。ジャズ以前の音楽として鼻歌レベルは普通にあったろう。ピアノのイントロに続きゆったりとメロディを歌い上げ、ラストは原曲通りにテンポが変わってのアウトロを迎えるのだが、むしろそこからが始まり。ピアノに続きベースがピチカートでソロを奏で、再びピアノ、そしてアルトサックスのアドリブ。この辺りは良き時代の4ビートジャズであるが、徐々に雲行きが怪しくなり、いつの間にかコードが解体され4人によるフリーインプロヴィゼーションへと突入する。

最後は再びメロディに戻るが、僅か5分ちょいでいわゆるジャズの全体像を感じ取ってもらえたと思う。

2. El Reloj del Abuelo(Henry Clay Work)

唱歌としても有名な「おじいさんの古時計」であるが、曲は古く19世紀末(ちょうど『明日に向って撃て!』の時代だろうか)。Henry Clay Workの作詞作曲であり、広く日本語でも歌われている。今回はスペイン語によって歌われるが、作詞者は不明。Mystieはスペイン語も達者であるが、メキシコの子供がよく歌ってるバージョン、僕らからするとちょっと風変わりで新鮮な古時計となった。

ベースがピチカートでシンプルにメロディを奏で、時を刻むようなピアノ、からの歌はちょっとアップテンポ。ピアノとベースの対話的なアドリブが進むにつれ、どうしてもコードレスな世界に入ってしまうと思った瞬間のソプラノサックスが美しい。再びテーマに戻るのだが、聴きどころは転調してからのボーカルを受け取るピアノのポロ~ンである。この辺の音のセンスは北島直樹の真骨頂であろう。

3. Close to You(Burt Bacharach/Hal David)

後から知ったのだけど、つとに有名なCarpentersの作と思いきや、一曲目と同様、Burt Bacharach&Hal Davidコンビの共作であった。9曲中2曲重なるのもどうかと思ったが、実は僕、Burt Bacharachが大好きなんです。

Close to Youと聞けば、あのお馴染みのイントロが頭の中をこだまするが、いやいや、冒頭からあまりにも美しい北島のソロに続き、Mystieの即興ポエトリー。

この空が日暮れて
真っ暗い闇へと
今日が溶ける時

高い空の月と
その傍で煌めく星の光を見て
心は夜明けへと旅に出る

ため息が漏れるほど
甘いあなたと
その中に溶けるわたしを
夢見ながら旅に出る

「こんなに好きなのに妄想以上を許されない…って兄に恋して儚く消えたカレン本人の心みたいだなぁ…と思ってラブソングなのに切なく歌いました(MC Mystie)」

「世界中があなたの傍に居たいのよ」ってベタベタのラブソングであるが、かつては「恋多き女」と自称するMystieが、セルフでコーラスを重ねつつたっぷりと歌い上げる。

さらに個人的にこれは参ったと思ったのは中山のソプラノサックスの入り。そもそも国立音楽大学を首席で卒業するレベルに技術を極めながら、この若さにして技巧などとっくに超えている。間違いなく日本のジャズ界をけん引する逸材であるが、ゲイであることをカミングアウトする中山の恋愛観(人間観)が、このあまりにも美しいサックスのアウフタクトに凝縮されていると感じるのは大袈裟だろうか。誰だって惚れてしまうよ、これは。

4. On Broadway(Jerry Leiber)

ここからはMystieが選んだ曲。On BroadwayはGeorge Bensonによる粋なロックであり、原曲では歌だけでなくバリバリのギターソロにスキャットを披露する。ブロードウェイとは言うまでもなくニューヨークはマンハッタン、映画や舞台のメッカのこと。それこそ都会から片田舎までアメリカ中の若者がスターを目指してやってくる野望の地。On Broadwayの歌詞も当然、そのような内容が歌われているが、そんな野望を持つ若者の一人にかつてのMystieもいた。

アメリカ生活が長いとは言え、そもそもは日本人。周囲からは「お前にジャズなんかできるのか?」って目で見られ続けてきたところ、MC Mystieの名付け親であるJoe Hendersonから、「日々進化する音楽こそがジャズだ」との言葉をいただき、それを信じて活動してきた。

とは言うものの、自分で信じることにも限界がある、もし神様がいるなら、どうか助けてくださいって「祈り」をラップに乗せていると言う。そこではHand Clapと共に中山のサンボーンばりのファンキーサックスとの掛け合いでガンガンに盛り上がる。Good-Byeを合図にフェイドアウトしてからのカットインは、ジャズスタンダードのBroadwayをワンコーラス。これは「本作品はジャズアルバムである」ことへの意地を表現した、僕のアイデアがそのまま採用された。

5. Wind Beneath My Wings(Larry Henley , Jeff Silbar)

1989年にBette Midlerが歌いグラミー賞に輝いた全米のヒット曲。直訳すると「私の翼の下の風」となるが、いわゆる「縁の下の力持ち」とでも意味しようか。わがままな夢を描いては振り回すも、いつもMystieの傍で寄り添ってくれたあの人たちことを思いながら歌った。

調子がいい時など「追い風が吹いている」とよく言うけど、実は浮かび上がるには「向かい風」がとても大切。翼の下に力強い風を溜めることで浮力を得るってのが、鉄の塊が飛ぶメカニズム。もし今、人生逆行、ハードモードだと感じていても、それは力を溜める時期であり、これから大きく浮かび上がるきっかけになる。

後半の美しいポエトリーの中で「私は風」という言葉が聞こえる。ここに吹く4つの風。このアルバムはきっとあなたの人生の支えとなってくれるだろう。そんな願いを込めて「four winds」というタイトルを付けた。

6. Lately(Stevie Wonder)

プロの歌手であれば、たいていどんな曲だって歌ってみせて、人々を感動させることができる。けども好き嫌いを別にしても、たぶん一生歌わないだろうなって曲がいくつかはあるそうだ。MystieにとってStevie WonderのLatelyはそんな一曲。

けど今回、録音を承諾した。僕はこの曲を知らなかったが、Stevieならもっとポピュラーな曲はいくらでもあるのに、なぜに。思えばLatelyを激推ししたのは音楽監督の杉山正明であった。

「Lately は今のMC Mystieにこそ歌って意味があると思うんだ」

僕はその意味がよく分からなかったけど、二人はなぜか物言わずとも理解し合っていたようだ。過去にいろんな恋をしたけど、白血病で死の宣告をされ、奇跡のリバイブを遂げてから何かが変わったみたいとMystie。一言で、今の私を聴いて。北島直樹と二人っきりでストレートに歌ってみた。どうだったろうか?

7. 世界で一番君が好き?(クリヤマコト/平井堅)

J-POPも一曲くらいと出してもらった中にこの曲があった。僕は当然知らない曲だったが、YouTubeで聴いて一発で好きになった。J-POPの歌い手である平井堅の曲でありながら、イディオムは完全にジャズ。それもそのはず、作曲者はジャズピアニストのクリヤマコトさんだ。全編ランニングベースによる4ビート、サビの部分はWoody Herman 楽団のFour Brothersを連想させる(あれ、four windsに通じる?)。

小川の骨太なベースにトリッキーな中山のアルト、そして北島はビバップにMystieもスピーディーに歌い通す。平井堅がこの曲を歌う前から、Mystieはクリヤマコトさんから聴かされていたそうで、しばしば自身のネット配信でも取り上げ、人気だそうだ。J-POPシーンでいわゆる売れ線に乗ることはなかったようだが、いい曲には違いなく、むしろMystieの持ち歌と考えていいかもしれない笑。

ジャズやブルースは黒人音楽をルーツとしており、自分たちの置かれた環境や立場の悲惨さを皮肉っぽく笑い飛ばして、明るく生きていこうって背景がある。その意味において、ブルースを知らない日本人がジャズなどできるはずないって意見を聞くこともあるが、辛いのは当時の黒人だけじゃない。

「世界で一番君が好き?」の歌詞を見て、作者にその意図を確認したわけじゃないが、主人公は厨二癖が抜けない「彼女いない歴=実年齢」って若者男子風じゃなかろうか。モテたことないけど、彼女がいたらきっとこんな感じに愛するはずだ。彼女が出血多量の大けがをしたら、自分の血をすべて彼女にあげる。彼女の名前を背中に大きくタトゥーする。彼女が宇宙人に襲われたらロケットですぐに飛んで行く。

普通に恋愛したことある男子からすれば、喩えとしても「これはないわ」と思うが、彼らは必死なのだ。モテない男子のブルース。立派に和ジャズとして昇華されてるじゃないか。ちなみに僕もB型。

8. Three Little Birds(Bob Marley)

レゲエもほしいですね。僕はMystieの歌うレゲエが好きでリクエストしたが、Three Little Birdsも知らない曲だった。ただぶっちゃけ、Bob Marleyの曲は割とどれも同じように聞こえるからなんだっていい(失礼)。

詞の内容は一言で、「歌おう、3羽の小鳥と」くらいでいいと思うが、今回は中山に小鳥になってもらい大きくフィーチャーした。スタジオ録音だからできること、アルト二本とソプラノを重ねて、一緒に歌う。

そう言えばBirdと言えばCharlie Parkerだし、アルト二本の重ねが終わり、ソプラノを持って再びブースに入った瞬間、「すみません、Parkerへのオマージュでお願いします」と無茶ぶりした。ジャズのアルバムだしね。Now’s The TimeやConfirmationの断片にParkerお得意のツーファイブフレーズなども織り込み、きちんとリクエストに応えてくれた。

9. あわの唄(即興)

5分くらいの短い即興でありながら、ざっと三部形式。北島の和テイストなイントロに始まり、本職の神子でもあるMystieが、日本最古の祝詞である倭禮音(やまとのりと)をそこに乗せる。冒頭に聞こえる「あわ」とは、古神道で最も重要視される、日本語の最初の「あ」と最後の「わ」を組み合わせた霊力宿る神聖な言葉。「あ」に始まり「わ」に終わり、同時に始まりでもある。

ピアノの合図に始まる第二部は、突然の英語からの再び倭禮音。待ち構えたように中山のサックス、そして英語でのラップ。水は大地に降り注ぎ、天に上る。人々はそれを龍と呼ぶ。延々と循環して終わることはない。

第三部はガラッと変わり、抒情的なピアノに日本語でのポエトリー。

聴こえる音を風に乗せて 
言葉に変えれば
見え始める未来の色を 
今この場所に音で描く
君の心と呼応する 
大地は広がり空は終わりなく
続いてく明日は 
永遠の道へと
音を落として君を呼ぶ 
変わることのない毎日は
少しずつ形を変えて咲く

第一世代の北島直樹、第二世代のMC Mystie、そして第三世代の中山拓海と小川晋平。世代間においては完全に初対面で、もちろん初めての仕事。どんな音が生まれることか、まるで四次元だ。録音する前、頭にあったタイトルは文字通りのFour Dimensions。

しかし録ってみると、音が見え、音が香り、音がなびく。空と大地が見える。Dimensionsと言うよりwindだ。ペンローズの階段のごとく、終わりのない旅がただただ流れる。始まりは終わり、終わり始まり。あわの唄。僕らの魂も永遠に続いていく。
(石田久二)

1.Raindrops Keep Fallin’ On My Head(Burt Bacharach/Hal David)
2.El Reloj del Abuelo(Henry Clay Work)
3.Close to You(Burt Bacharach/Hal David)
4.On Broadway(Jerry Leiber)
5.Wind Beneath My Wings(Larry Henley , Jeff Silbar)
6.Lately(Stevie Wonder)
7.世界で一番君が好き?(クリヤマコト/平井堅)
8.Three Little Birds(Bob Marley)
9.あわの唄(即興)

北島直樹/Piano
MC Mystie(鳥居史子)/Vocal
中山拓海/Sax
小川晋平/Bass

レーベル:QAZZ
企画:石田久二
制作:株式会社フロムミュージック
発売元:まるいひと株式会社